5/3-15坪内 嘉緒里 KAORITSUBOUCHI
5/17-29木村和煕 KAZUHIROKIMURA
5/31-6/12樋 口 尚 TAKASHI HIGUCHI
6/14-6/26 梅 本 和 之 KAZUYUKI UMEMOTO
6/28-7/10 安 原 一 郎 ICHIRO YASUHARA
7/12-24 田 村 千 佳CHIKA TAMURA

2018年11月に亡くなられた現代美術作家・堀尾貞治さんは、関西の画廊に縁のある人だった。
不二画廊でも海外での展示内容などの報告会など美を結ぶ絆を感じ長年お世話になりました。
突然のお別れに呆然とし、改めて存在を確認すると共に繋がりや
絆を作品の意図など発見できればと計画いたしました。
同じく元永定正さんも今年生誕100周年。
上前智祐さんに松田豊さんも長年親しくお世話になりました。
ご多用のところ誠に恐縮に存じますが、ぜひ皆様お誘い合わせの上、
お越しくださいますようお願い申し上げます。
展覧会終了後も所蔵作品を展覧会数カ月ごとに入れ替えて展示してい数く予定にしております。
元永定正 (もとなが さだまさ)
今年生誕100年
元永定正(1922年-2011年、三重県阿山郡上野町(現・三重県伊賀市)生まれ)は、
具体美術協会を代表する作家のひとりとして世界的に知られています。
そのカラフルな色彩と生命体を思わせる形態は、こどもから大人まで高い人気があります。
2022年は生誕100年にあたります。
これまで紹介される機会の少なかった多彩な色彩と豊かな表現の版画作品を数点展示します。
作家名:元永定正
技法:シルクスクリーン(ed.65/100)
作品サイズ:49.5×77.5cm
額サイズ:04×73cm
※マージン下部に鉛筆にて直筆サイン・エディションあり
作家名:元永定正
技法:シルクスクリーン(E.A)
作品サイズ:59.5×77.5cm
額サイズ:104×73cm
※マージン下部に鉛筆にて直筆サイン・エディションあり
上前智祐 (うえまえ ちゆう)
日本の前衛芸術と言えば「具体美術ともの派」とまで言われるようになり、
近年では世界的に評価を受けています。
1920年京都府・京丹後に生まれた。
1947年からは黒田重太郎に師事し、同年には二紀会第1回展で初入選している。
1954年には具体美術協会の結成に参加した。
具体美術協会の結成以後には一貫して非具象を追求した作品を制作し続けた。
平面のみならず立体的な作品もあり、布や糸を使った作品もある。
技法としてはシルクスクリーンや銅版画などの作品もある
受賞歴
• 1999年(平成11年)・・・ブルーメール賞
• 1999年(平成11年)・・・ 紺綬褒章
• 1999年(平成11年)・・・兵庫県文化賞
• 2014年(平成26年)・・・ 井植文化賞
• 2015年(平成27年)・・・神戸市文化賞
作家名 上前智祐
作品名 作品(2010 8 7)
技法 ケント紙・シルクスクリーン(ed.2/15)
作品サイズ 20× 28.5cm
額サイズ33×24.5cm
年代 2010年
*作品下部に自筆サイン・エディション・年記
*新品の額・箱付
※マージン下部に鉛筆にて直筆サイン・エディションあり
作家名 上前智祐
作品名 作品(2010 8 7)
技法 ケント紙・シルクスクリーン(ed.14/25)
作品サイズ 47.5× 33cm
額サイズ64×49cm
年代 1999年12月5日
*作品下部に自筆サイン・エディション・年記
*新品の額・黄袋・差し箱付
※マージン下部に鉛筆にて直筆サイン・エディションNO.あり
堀尾 貞治 (ほりお さだはる)
堀尾 貞治(1939年 - 2018年11月3日)は、日本の現代美術家。
兵庫県神戸市生まれ。1965年に具体美術協会のメンバーとなった
【日本発祥
のアートで、戦後に結成された前衛的なアーティスト集団・具体美術協会による活
動。】
堀尾氏は主に「あたりまえのこと」をテーマに活動を続けた。
中学を卒業
後、三菱工業に入社。
横浜トリエンナーレ2005では会期中、毎日新作パフ
ォーマンスを行うと共に、
「百均アート」と称して、約一万枚もの作品を描いた。
作家名 堀尾 貞治
作品名 あたりまえのこと(水形)
技法 木を加工(白塗装)
作品サイズ 30×19cm
年代 2002 8 31
*作品に自筆サイン・タイトル年記
*新品の額・箱付
作家名 堀尾貞治
技法 ケント紙アクリル絵の具原画
作品名 村上三郎メモリアル「行為と病跡」
作品サイズ37×26cm
額サイズ54×42.5cm
年代 2015年8月5日
額新品・箱有り
※鉛筆にて直筆サインあり
松田豊(まつだ ゆたか)
具体美術協会へは1967年に加入。
後期具体を代表する作家であり、会員内では最年少であった。
日本人としては数少ないキネティック・アーティストである。
モノトーンを中心としたシンプルな
色使いや形状は、
理知的でありながらも不思議な安らぎとエレガンスを同時に体現している
。モ
ーターなどの仕掛けが創り出すメカニカルなサウンドは観る者に律動を感じさせ、
1960~70年
代当時は来るべきテクノロジーの時代をあたかも予言しているようであった。
1984年には大阪・
難波に美術教室『文星道場・ギャラリーDo』を開設し、幅広い教育活動も展開した。
作家名:松田 豊
技法:色ケント紙数枚切り抜き
作品サイズ:30× 31cm
額サイズ:32×33cm
作家名:松田 豊
技法:ケント紙 版画技法
作品:サイズ7× 17.5cm
額サイズ:12×22.5cm
*作品裏に自筆サイン
*額付